「ping による疎通試験」
IPアドレスが取得できている事を前提に「ping」コマンドを使って、どこまで疎通出来ているかを確認します。
前項の「ipconfig」または「ipconfig /all」の結果から、「IP Address」「Default Gateway」などに「ping」を実行します。
先ず最初は自分自身を表す、ローカル・ループバック・アドレスへの「ping」を実行します。
ローカル・ループバック・アドレスは自分自身を表すアドレスで、「127.0.0.1」から「127.255.255.254」までが利用できますが、通常は「127.0.0.1」を使用します。
コマンドプロンプトの画面に「ping△127.0.0.1」と入力して「Enterキー」を押します。
※「△」はスペースを入力します。
上記は成功例です。「Reply from・・・」で4回同じように応答が返ってくれば、TCP/IPが有効であると判断できるので、次は同様にIPアドレスへの「ping」を実行します。「ping△自分のIPアドレス」と入力して「Enterキー」を押します。
※もし万が一「127.0.0.1」や「IPアドレス」への pingに失敗した時は、PC側に問題が有る可能性があります。下記の原因も十分に考えられるので、それぞれのメーカーへ相談してみましょう。
・セキュリティ対策ソフトが遮断している。
・PCの設定に問題がある。
メーカーへ相談して解決が出来ないときは、ご自身のプロバイダーのサポートセンターへ連絡してみて下さい。
その際には
メーカーに相談した事を説明する事が大切です。
プロバイダーのDHCPサーバーからIPアドレスが正しく取得できていれば
通信上は問題無しとされるのが常ですが、解決まで落ち着いて対処されることをお勧めします。
いよいよ次は「Default Gateway」へのpingです。
マンション一括加入型などの方式でインターネットを利用されている方は、マンション共有部のルータが、ADSLなどを利用されている方はブロードバンドルータやモデム等が「Default Gateway」となっている事が多いです。いずれにしてもこの分岐点から先が、
宅内から外への通信となります。
「ping△自分のデフォルトゲートウェイ」と入力して「Enterキー」を押します。
次に外部へのpingです。
IPアドレスではなく、URLを直接指定する事ができます。
「ping△指定するURL」と入力して「Enterキー」を押します。
(http://は不要です)
下の例では「yahoo.co.jp」へのpingの実行結果ですが、「yahoo.co.jp」のURLから「124.83・・・」のIPアドレスへ変換されてpingを実行している事が確認できます。
「yahoo.co.jp」のURLから「124.83・・・」のIPアドレスへ変換されてpingを実行しているのは、(非常に簡単に説明すると)DNSの機能を使っています。
nslookupのコマンドを使って、実際にDNSサーバへ問い合せて、IPアドレスを確認する事が確認できます。
下の例は、DNSサーバ代わりになっているブロードバンドルータ(web.setup)に問い合せて返って来た結果です。
WEBサイト(WEBサーバ)によっては負荷分散の為に、同じURLで多数のIPアドレスを持っている事があります。
また、アドレスの指定方法で、問い合せ結果が異なる事もあります。
是非ご自分でも「www.」を省き、「nslookup△yahoo.co.jp」で試して比較してみて下さい。
※【参考】
上記のnslookupのコマンドで確認したIPアドレスだけを、インターネットエクスプローラー(IE)などのブラウザのアドレス欄に直接入力してもホームページは表示させる事が可能です。
URL(http://www.yahoo.co.jp/)で表示できなかったページが「IPアドレス」や「http://IPアドレス」の入力で表示できる場合は、DNSサーバにトラブルがある可能性もあります。