「インターネットに接続できているか?」を確認するために・・・


インターネットに「接続」できているか?は、まず「IPアドレスが取得できているか否か?」または「IPアドレスが正しく設定できているか?」を調べる必要があります。自分のPCがどのようなIPアドレスを取得しているかを先ず調べましょう。Windowsの場合はコマンドプロンプトやネットワーク接続の画面から、IPアドレスを確認できます。先ず最初にコマンドプロンプトの画面を開いてみましょう。
スタートボタン→プログラム(すべてのプログラム)→アクセサリー→コマンドプロンプト(DOSプロンプト)を選択すると、黒い画面が開きます。
そのままの状態で、カーソルの位置から半角英数で文字が入力できます。
※Windows98、Meは確認方法が異なります。
※Windows Vistaは若干手順が異なります。

■1.「ipconfig」による情報の確認


 上記の文字(コマンド)を入力して「Enter」キーを押すと、その下に結果が表示されます。各項目の数値が現在の接続状況を示しています。
黒い画面の中でカーソルが点滅しているので、そのまま「ipconfig」と入力し「Enterキー」を押してください。

<図1>この例ではLANの差込口が2つある為、ローカルエリア接続の表示も2つになっています。
片方はLANケーブルを繋ぎ、片方はLANケーブルを抜いた状態です。 CMD
「IP Address」が「.」で4つに区切られていますが、これがIPアドレスです。現在のIPアドレスは「192.168.0.3」となっています。 その下に表示されているサブネットマスク(Subnet Mask)は「255.255.255.255」、デフォルトゲートウェイ(Default Gateway)は「192.168.0.1」です。非常に雑な説明ですが・・・サブネットマスクはネットワークアドレスとホストのアドレスの境目を表し、デフォルトゲートウェイは最初の通信先のアドレスです。 IPアドレスを自動取得(DHCP)に設定している場合に接続できない時には、WindowsやMacOSが自動的にIPアドレスを割り振る為に「169.254.*.*」のようなアドレスで表示されている事があります。そういった場合は、少なくとも次のポイントを確認する必要があります。

1.PCに接続しているケーブルは、もしかして電話線では無いか?
今まで同じ環境で接続できていたからといって、購入した新しいPCを同梱の電話線で接続したらNGです。上記<図1>の「ローカルエリア接続 2」のように「Media disconnected」と表示されている時は要注意です。

2.LANケーブルは正しく接続されているか。
ノートPCをインターネットを使う時だけLANケーブルを繋いでいる利用状況であれば、そのケーブルのコネクタのツメが既に壊れていて緩くなっていたりはしませんか?
部屋の床を配線していて、掃除の時に「邪魔だから」と抜きませんでしたか?
スーパーで名前に釣られて買ったスーパーフラットケーブルを、ドアの隙間に無理やり通して、断線させていませんか?

3.途中に接続している機器(HUBやルータなど)の電源は入っているか?
・ルータを利用している場合・・・
実は外出中にマンションの定期メンテナンスで停電が有り、ルータがIPアドレスを取り損なっていませんか?
→PCでは無く、ルータのIPアドレスが「169.254.*.*」の時があります。この場合はPCのブラウザから設定画面を表示して、ルータを再起動させましょう。それが分からなければ、ルータのコンセントを一度抜いて、十分に時間をおいてからもう一度電源を入れてみましょう。
※コンセントの抜き差しは、個人的には嫌いな方法です。(壊しそうだから・・・)

・HUBを利用している場合・・・
HUBを途中に入れずに、直接PCに繋いで接続できるのであれば、HUB故障の可能性が高いです。再起動で直る事もありますが、そろそろ寿命かもしれません。
また、購入時に同梱されていた取り扱い説明書に記載がある通り、湿度と温度の高い場所には絶対設置しないで下さい。機械故障の原因を自分で作る事になりかねません。マンション等で予めHUBが設置してある場合は、設置場所の環境を可能な限り改善してあげて下さいね。
設置場所は、湿度絶好調のユニットバスの上とか荷物満載のクローゼットの中とかは避けましょう。特に夏の旅行後にHUBの寿命が尽きる事が多いのは、決して気のせいではありません。
クローゼットに設置してある場合は「情報用分電盤」等のBOXに入っている事が良くあります。そういった場合は、フタを外しておくだけでも良いです。少しでも故障を防ぐ予防策を検討して下さい。
ネットに繋いでいなくても、そのHUBの見た目がどんなに綺麗でも、常に電源が入っている限りは故障の可能性はあります!3千円程度の機械に目くじらを立てず、せめて今度は動作条件の良い?HUBを買って下さい。
そのHUBはもしかしてリコール品では無いですか?時間があれば、あらかじめインターネットで型番を検索してみましょう!
(リコール品なら無償でメーカーが交換してくれるかも知れません)

4.う〜ん。まだ幾らでもネタはあった気がする・・・
追記予定


■参考:Windows Vista の場合のコマンドプロンプトの実行

Windows Vista の場合は従来のWindowsと異なり、プログラムの実行時に「管理者として実行」する必要があります。
スタートボタン→すべてのプログラム→アクセサリで表示される「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択するか、下記の<図2>のように、スタートボタンのすぐ上に表示される検索窓に「cmd」と入力し、表示された「cmd」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。

※「スタートボタン」には「スタート」とはかかれておりません!実際には丸い4色の旗のボタンがあるだけですが、今までの歴代Windows慣習から、便宜上スタートボタンと呼ばせていただきます。

<図2>
従来の「ファイル名を指定して実行」の代わりに、Vista からこのような手順になったようです。
出て来るプロンプトの初期画面には、大きな変化(進歩)はありません(笑
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」から立ち上げた時との違いは「タイトルバー」の表示位です。 CMD



■2.「ipconfig /all」で更に詳細な情報を確認する。


では今度はコマンドプロンプトの画面に「ipconfig△/all」と入力し、「Enterキー」を押します。
※「△」はスペースを入力します。
<表3−1>
ipconfig_all
「ipconfig」だけの時と違って、表示される情報が増えています。
表示される項目については、下記に(ざっと)まとめました。

分かりやすくするつもりで書いたのですが、何だかネットワークとはかけ離れた説明しか出来ないです・・。
一番最初に確認したい物が、「IP Address」「Subnet Mask」「Default Gateway」です。(青い網掛けの部分)

次に大切なのは「Dhcp Enabled」「DHCP Server」「DNS Servers」です。
ご自分の環境がIPアドレスを自動的に取得する(DHCP)であれば、「Dhcp Enabled」は「YES」が正解です。逆に、固定IPアドレスの場合は不正解です。 ブロードバンドルーターをご利用の環境であれば、「DHCP Server」「DNS Servers」は「192.168.0.1」等のデフォルトゲートウェイと同じ数値が入ることが多いと思います。

最後に「接続が出来なくてプロバイダのコールセンターに相談する時には、分かっていた方が良い」のが「Physical Address」(マックアドレス)です。PC(ネットワークカード)固有の番号なので、疎通状況の確認をする時には重要な手掛かりとなって大いに役に立ちます。
<表3−2>
DescriptionNICの名前です。
この場合は「NVIDIA nForce Networking Controller」です。
Physical AddressMACアドレスです。「−」や「:」で区切られて16進数で表されます。前半の3オクテット(3つのかたまり)がベンダーコードで、後半の3オクテットが固有の番号です。
Dhcp Enabled「Yes」であれば、DHCPサーバーから、IPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイの数値を自動取得する設定になっています。
Autoconfiguration Enabled「Yes」であれば、接続できない時に自動的にAPIPA(Automatic Private IP Addressing)の機能によって「169.254.*.*」のアドレスが割り当てられます。
◎ IP AddressIPアドレス:インターネットに接続する為の電話番号?みたいな物です
◎ Subnet Maskサブネットマスク:ネットワークアドレスとホストのアドレスの境目を表します
◎ Default Gatewayデフォルトゲートウェイ:通信する際に最初に通信する所のIPアドレスです。
DHCP ServerIPアドレスを割り振ってくれます。
このサーバが止まるとIPを割り振って貰えません。
DNS ServersホームページのURLなどをIPアドレスの形式に変えて教えてくれるサーバ。
このサーバーが止まると各種サーバにアクセスできなくなります。
DNSサーバに頼らず、ブラウザに直接IPアドレスを入れる事で表示させる事も可能です。

※DHCPサーバーまでの経路上の機器(無線LANルータや宅内のHUBを含む)に故障があったり、LANケーブルが抜けているような場合はIPアドレスを取得する事が出来ません。<表3−2>にも書きましたが、そういった場合は自動的にAPIPA(Automatic Private IP Addressing)の機能によって「169.254.*.*」のアドレスが割り当てられます。(この機能はMacにもあります。) 本来であれば「IP Address」と表示される所が「Autoconfiguration IP Address」に変更になっていて、「Default Gateway」が空欄であれば、もう一度PC周りの配線の状況やモデムやルータ、HUBなどのランプが正常に点灯しているかを、落ち着いて確認してみましょう。


■コマンドプロンプトの終了


コマンドプロンプトの画面は、次の「ping」でも引き続き利用します。
終了させたい場合は「exit」と打ってから「Enterキー」を押すだけで終了させることができます。
(勿論、右上の×ボタンでも閉じる事が出来ます。)


■NEXT 「ping による疎通試験」

次は、IPアドレスが取得できている事を前提に「ping」コマンドを使って、どこまで疎通出来ているかを確認したいと思います。
慣れない方は「ipconfig」または「ipconfig /all」の結果から、「IP Address」「Default Gateway」の数値はメモを取っておいた方が便利です。

NEXT IMAGENEXT



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